工法紹介
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アルファグリーン工法

アルファグリーンはこれまでの法面緑化吹付け工事に多用されてきた高分子樹脂系の糊剤に代わる、新世代の土壌安定・侵食防止剤として開発された資材です。
無機素材から引き出された様々な複合効果による優れた活着安定剤と、最良の植生環境を導く為のあらゆる工夫が、様々な副次的効果を実現しております。

●主な特長
1 安定剤「アルファグリーン」リサイクル製品です。
アルファグリーンは、石炭灰(フライアッシュ)を主原料としたリサイクル型の無機系安定剤です。
フライアッシュは環境に優しい方法で無害化(不溶化)したものを使用しています。

2 緑化基礎工の一部省略が可能
アルファグリーンから放出される水和物は、地山と造成基盤とを強く密着させることから、本工法では一部条件下(著しく平滑な重粘土層、亀裂の少ない岩盤、急勾配等)を除いて金網張工等を省略することが可能であり、コスト縮減に寄与します。

3 優れた保水性と透水性を兼ね備えています。
アルファグリーンが基材中で生成する水和物は、水分の飽和まで保水してくれます。また、水和物はネット状に生成するので余分な水分は即座に排出、吸収されます。吹付基材が水の重量負荷を負わない事が、基材の安定と侵食防止効果に繋がります。

4 凍上劣化は殆どありません。
接着剤が無数の土粒子を接着する団粒子ではなく、それらすべてを水和生成物に包含する団粒化であるため、接着能力の劣化は殆どありません。凍結しその後融解しても元の土粒子に戻ることはありませんので、雪溶けによる流亡もほとんどありません。

5 木本類の導入にも適しています。
従来の接合材(糊剤)がプラスチック系基面を形成するのと違い、本剤は保水性と透水性を併せ持つ土壌のボゾラン反応に寄与します。推奨する高品質な基盤材との組み合わせによる植生に理想的な表土形成は、木本類などの導入に適しており、恒久緑化を実現します。




PRE緑化工法

PRE緑化工法は、植物発生材(生チップ材は、根株・流木・伐採木・剪定枝・刈草を破砕したもの)と、結合剤のMCバインダーを組み合わせ、モルタル吹付け機で吹付けて、植物生育基盤を構築する植生基材吹付工法である。
 MCバインダーは、火力発電所で発生する石炭灰(フライアッシュ)を主原材料としたリサイクル効果が高い製品で、法面地肌と、緑化基盤材を強く密着させ透水性と通気性を高め、植物の生育に優れた基盤を構築する。

●主な特長
1 植物発生材を効果的に安定させ、様々な副次的効果を発揮します。
MCバインダーは、杉・ヒノキ・ひばなどの針葉樹の葉より抽出した成分に、パパイヤ・パイナップルなどの酵素製材を加え、さらに長期の造成基盤安定に寄与する無機系の接合材を組
み合わせてつくられたものであり、保水性や保肥性の向上、導人植物の発芽促進、塩基障害の緩和や有効菌の高速増殖、根腐れの予防に有効な製品です。

2 緑化基礎工の一部省略が可能
MCバインダーから放出される水和物は、造成基盤を地山に対して強く密着させることから、本工法では、一部の条件下を除いて1 :0.8以上までの勾配程度までは金網張工法等の緑化基礎工を省略して施工が可能であり、工期の短縮に寄与します。

3 凍上劣化が少なくなります
MCバインダーの施用によって形成される複塩化合物は、寒冷地の霜柱による根毛の切断や、凍上現象による地表面の隆起などを発生させにくくする働きがあり、また赤土などの徴粒子の
流出防止にもなります。






マザーソイル工法

近年、環境意識の高まりにともなって、緑化工の分野でも周辺の自然植生を復元することにより地域の自然生態系の保全を図ろうとするニーズが高まっています。そこで施工地近隣の林地内表土(森林表土)を利用し、そこに蓄えられ休眠している種子(埋土種子)や微生物(土壌菌等)によって開発前の植生を復元しようとすること、それがNETIS(新技術情報提供システム)に登録されている「マザーソイル工法」です。

●主な特長
1 遺伝子の攪乱がない
地域固有の植物が成立し、遺伝子の攪乱がない

2 発芽・生育が良好
土壌シードバンク用の植生基盤材によって、木本類の発芽・生育が良好である。

3 流亡が防止
ヤシ製の特殊ネットによって植生基盤材が長期間保護され、流亡が防止される。

4 食い込みがない
ヤシ製の特殊ネットは、腐食性であるため、根株への食い込みがない。

5 林床を荒らさない
エアーで表層土をほぐしながら吸引・採取するため、採取場所の林床を荒らさない。




自然林復元工法

自然林復元工法は外来種を全く使用せず当研究会社で特殊育苗した在来種の木本樹木【芽苗】を植栽します。それに工事支障木で産業廃棄物となる伐採木や根株を破砕し、マルチング材【ウッドチップマルチング】として法面全面に散布します。本来、人の手を加えずとも森林の復元は可能ですが、長い年月を必要とします。そこで自然の治癒力を利用し、人為的に多少の手助けをする事で自然林の復元に要する年月を短縮させるものです。

●主な特長
1 メンテナンスフリー
自然植生復元は、自然な植生基盤において生育させることが理想です。肥培管理が不要となり、メンテナンスフリーとなります。

2 マルチング材として使用
自然の落葉層(AO層)に近い機能を持つウッドチップ(現場の支障材、あるいは用途のない間伐材を原料とし、廃棄物を再利用)をマルチング材として使用します。

3 経済的な工法
土中生物の活性化により土壌化を促進します。農業で言う自然栽培の方法で、生物の生態を生かした経済的な工法です。

4 植生復元
切土、盛土法面の自然樹林の復元であり、周辺植生と統一がとれる植生復元です。

5 生態系の回復
法面の緑化よりも自然樹林の復元と生態系の回復を目的としています。

その他
の特徴
● 造成法面を自然法面に転換し、自然景観を増やし、従来の法面造成面のイメージを一新します。
● 大規模造成のため、全面緑化に対処しやすく、施工費も経済的です。
● 自然資源の再利用、資源の存続、再生に意義があり、郷土の景観づくり、里山の資源継承につながります。

自然林復元工法研究会
大分県大分市猪野658番地の6【竃L樹園内】
TEL 097-521-5857 FAX 097-521-5023
http://www.houjuen.co.jp/shizenrin/